フリーランスで働く皆さんに知ってほしい、とっても大切なこと
こんにちは。
料理家の戸根みちこです。
かなりお久しぶりの投稿になりました。
先日ブログを開いてびっくり仰天。最後の更新が去年の8月でした💦
さて本日はちょっと普段と毛色が違いますが、フリーで働いてる方にお伝えしたいことがありブログを書くことにしました。
ご自身の活動をインスタグラムなどのSNS であったりホームページ等で発信している方は
おそらくさまざまな企業から直接コンタクトを受けることがあるかと思います。
お仕事の依頼であったり、こちらの仕事をさらに飛躍させるための何かしらのサービスや商品の売り込みであったり。
私はフリーの料理家として働く前は10年ほど外資系のIT企業で仕事をしていました。
お取引先は大手企業様がメイン。
その社会経験が今になってお役に立っていると感じることが多いです(詳しいことは追々)。
フリーランスになって感じるさまざまな違和感があるのですが、その一つが、
「明確な契約書などが無いままにさまざまな事が進むことが多い」という点です。
このようなことを書こうと思ったきっかけは、つい最近InstagramのDMを通して受けた、とあるサービス提案に違和感を覚えたからです。
売り込み系のInstagramのDMには返信しないことが多いのですが、こちらの企業様は内容が面白そうに思ったためZoomでお打合せをすることにしました。
一通りZoomでお話を伺ったところ(事前送付資料やサービスについてのホームページはなし) 、
その企業様の提供するサービスは本契約ではそれなりの金額になるものの、トライアルでしたら少額で始められるという内容でした。
試してもいいなと思いその旨をお伝えしました。
するとその直後にリンクを送られ、すぐにカード番号入力をするように促されました。
さらにはセキュリティコードは口頭でその方にお伝えしてほしいとのことでした。
さてここで何か違和感を覚えませんでしょうか。
私はその企業が提供してくれるサービスについてZoom上のプレゼンを拝見し、話を伺いましたが、受けるサービスについては何一つ明示されたものを受け取っていません。
すなわち、自分が何に対しての対価を払っているか明確でもないのにクレジットカード番号入力することを求められたのです。
またクレジットカードのセキュリティーコードは他者にお伝えするものではありません。伝えてしまえばカード不正利用だって可能です。
こちらが抱いた不信感をお伝えし本案件はお断りしたのですが、このようなお話は決して珍しいことではないと思い注意喚起を含めてブログに記載することにいたしました。
私がお断りしたご提案は決して不審なものではないかもしれません。
対価を支払うだけの価値のあるものかもしれません。
ただそれは可能性の話です。
その企業が、もしかしたら何のサービスの提供しない可能性もあります。
そうなった時に自分は何か権利を主張することができるでしょうか。
サービス内容に承諾した上での支払いではないので、サービスを受けられなかったとしても相手方に何かを要求することは難しいでしょう。
これは自分がサービスを受ける側の話ですが、自分がサービスを提供する側になった時も似たようなことが発生していることが多々あるように思います。
契約書まではいかなかったとしてもメールなり文書で記録が残るものを残しておくことはとても大切です。 それがない限り言った言わないになったり、当初自分が想定していたようなメリットを得られないことがあります。
フリーランスで働くということは会社員になるよりも自己裁量の部分が多く、時間も自由に使える点に魅力的に感じる人も多いと思います。
自分自身、そういったメリットは享受しています。
その分相談すべき上司もいなければ部下もいない。営業総務経理全部一人でやる。
多くのフリーランスのがまずはそこから始まるので、孤独な戦いの部分はありますし、フリーランス同士の意見交換などを積極的にしない限りは、社会の常識から取り残されたり搾取されやすかったりすると思います。
仕事を失う不安やもっと売れたい欲、多くのフリーランスの方にはそういったものがあると思います。売り込みをかけてくる企業も当然そのことを知っているので、甘い言葉をかけたり魅惑的な餌をぶら下げて近づいてくることもあるでしょう。
つい先日料理家仲間さんたちと話をしていてこういった情報交換の大切さを痛感したこともあり、自分の社会人経験が行かせる分野だと思っているので今後はブログで少しずつこういった内容も発信して行きたいと思います。
思うところありすぎてぶゎーっと書いてしまいました。
最後までお読みくださりありがとうございます。
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