和洋折衷ご飯に一体感を持たせるにはどうする?

こんにちは。 

 大田区久が原の料理教室MICHIKO's Cooking主宰、 

 料理家・圧力鍋料理研究家の戸根みちこです。



 先日、娘の誕生日でした。




誕生日ご飯は、リクエストにできるだけこたえてあげるようにしています。


今回の娘のリクエストが

・タコ飯

・生ハムグリッシーニ (絶対毎回リクエストされる)

・塩豚 (こちらもここ数年、ずっとリクエストされる)

・にんじんのポタージュ (大好物なのでよく作る)


この時点で、すでに和洋折衷。


更にここに、

・ロールキャベツ

・グリルドポテト

・サーモンとアボカドの生春巻き


と、娘の好きなものを追加していきます。



さてさて、メニューは決まったけれど、

メインは「洋」なのか、「和」なのか。


ファミレスみたいに、全然違うものがたくさんあってもいいのだけど、

みんなで色々つまむときは、色々食べたときに口の中に違和感がない方がいいですよね。


こんな時に、料理全体に何となくのつながりを作って、

一体感を持たせるための私なりの考え方をご紹介します。




今回は、タコ飯を主軸に、全体バランスを考えることにしました。



タコ飯は、どうしたって「和」。

なので、全体をちょっと和テイストに仕上げていくことに決めました。

ちなみに、お茶碗に盛ってしまうと自分たちの好みで取れないので、

おにぎりにしました。

葉山椒を添えると、ちょっと素敵になります。



塩豚は特にスパイスも使わないので、和洋中華何にでもなれる中立的存在。




生ハムグリッシーニは洋風ですが、味付け的には塩味オンリーなので、これまた中立的存在扱い。


ではでは、たこ飯と相性があまりよくなさそうなにんじんのポタージュ をどうするか。




ポタージュと言えばコンソメや牛乳を入れることが多いですが、

今回は塩豚のゆで汁でスープをのばすことに。

こうすることで、コンソメも牛乳も使う必要がなくなり、

塩豚との味のつながりが出てきます。



お次にロールキャベツ



全体的に少し和テイストにしたかったので、

ロールキャベツは和風ロールキャベツにすることに。

お出汁に醤油、みりんを加えて煮込みました。



サーモンとアボカドの生春巻き


生春巻きはエスニックのイメージがあるかもしれませんが、

生春巻きの皮はお米からできているので、

和食にも結構相性がいいのです。


今回は、サーモンの刺身をしょうゆにさっと絡めて

アボカド、大葉と一緒に巻きました。

こうすることで、和テイストの生春巻き、一丁上がり。


最後にグリルドポテト 


これは、塩味だけで仕上げてしまうので、他の料理とはすっとなじんでくれます。



これで、一見和洋折衷の全7品、統一感のあるパーティーメニューに変身しました。


何となくテーブルの料理に一体感がないのが嫌だ、

何てお悩みをお持ちの方、参考にしてみていただけると嬉しいです。



大田区久が原の家庭料理教室 MICHIKO's Cooking

大田区久が原の家庭料理教室MICHIKO's Cooking、リトルコックこども料理教室主宰 戸根みちこのホームページです。 仕事の実績、レッスン概要、お問い合わせ等こちらのホームページよりよろしくお願いいたします。

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