秋田出張〜比内地鶏産地訪問〜
いよいよ今回の主目的、比内地鶏の産地訪問です。
比内地鶏の親になるのは、雄の比内鶏と、雌のロードアイランド。
この掛け合わせで生まれた鶏だけが、比内地鶏と名乗れるのです。
親鶏の環境は、雄1羽に対して雌25羽というハーレム。
奥にいる、体が大きくて黒いのが、雄の比内鶏。
天然記念物の鶏です。
堂々たる風格が格好いい。
産まれた雛は、雄と雌に選別され、雌だけが育てられます。
雄の肉は固くて美味しくないそうで、商品にならないのです。
怖がりな雛ちゃんたちは、私たちが入ると片側に固まってしまいます。
大きくなると、放し飼い。
小屋の中は、5羽で1平米が確保されています。
さらに、屋外のスペースも自由に行き来でき、しっかり運動しているので肉質がしっかりするのです。
ブロイラーの鶏とは全く違う環境。
比内地鶏は牛肉ばりにお高いですが、生産現場を見ると納得ができます。
色々納得した上で、夜には比内地鶏をいただく予定。
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