富山県視察 ~柿太水産~
こんにちは。
大田区久が原の料理教室MICHIKO's Cooking主宰、
料理家・圧力鍋料理研究家の戸根みちこです。
富山県視察記録の続きです。
富山県視察、2日目の午後は柿太水産さんに伺いました。
柿太水産は、富山県の氷見(ひみ)にある、水産加工・販売会社です。
店舗の入り口には、大きいものからウルメイワシ、マイワシ、カタクチイワシのブリキの飾りが。
柿太水産さんの商品の特徴は、酸化防止剤などの保存料や化学調味料を使用していない点。
我が家は普段お味噌汁の出汁を煮干しでとっているので、
昔から煮干しユーザー。
いつも頭とはらわたを取る作業が面倒だと感じていました。
柿太水産さんの煮干しは、
漁場から5分という土地の利を生かし、鮮度抜群のいわしを
海洋深層水で洗い、丁寧に作られています。
その煮干しを食べてみると、頭もはらわたもすっきりしたうま味で、
普段食べているものとずいぶんと違っていました。
こちらの煮干しは、頭とはらわたをつけたままの方が
おいしい出汁がとれるというのだから驚きです。
こちらのみりん干しに見えるお魚は、開いた形が桜の花びらに似ていることから
「さくら干」と名付けられています。
みりんではなく、砂糖や塩、海洋深層水などを煮詰めて作った秘伝のたれに漬け込んで味付けしたもの。
これも試食させていただきましたが、変な甘ったるさが全くなく、柔らかくて後をひくおいしさでした。
ところで、煮干しと田作りの違い、ご存じですか?
煮干しは文字通り煮て干したもの。
田作りは、生のいわしを干してパリパリにしたもの。
きちんと理解しておらず、柿太水産のおかみさんに教えていただきました。
2022年のおせちは、柿太水産さんの田作りを使って作りたいと思います。
柿太水産の皆様、貴重なお時間をありがとうございました。
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